SNSマーケティング

商品の魅力を伝えるSNS動画の作り方!Instagram動画制作のコツとは?〜撮影・編集編〜

COLORFULLYでも募集される、リモフォトやSNSでの商品紹介依頼。インフルエンサーでなくとも、企業の公式アカウントで写真やテキストの他に、動画でも製品を紹介できたら大きく差別化できますよね。

SNSで商品を動画にして紹介してみたいけど、どうやって撮ればいいのかわからない…

と、お悩みの方も多いのではないでしょうか?
前回に続き、Instagramのリールなどに代表される動画の作り方についてご紹介します。

今回は「商品の魅力を伝えるSNS動画の作り方」の最終回として撮影・編集のコツについてご紹介していきます。動画を作る際に一番大切な部分は、実は事前の準備です。まだ前回の内容をご覧いただいていない場合は、そちらを確認していただいてから実際の撮影編を見てくださいね!

これまでのインスタグラム動画投稿に関する記事はこちら

動画初心者が覚えておきたい3つのアングル

誰か撮影してくれる人がいればいいのですが、リモフォトなどで自分でしか撮影ができないシーンも多いはず。

構成は作ったけど、必要なシーンをどうやって撮影したらいいかわからない、ということも多いと思います。自分で演者もカメラマンもする場合はとても大変ですが、基本的に3つの中から選んでいただけたら大丈夫です。

①一人称アングル

このアングルは撮影者の目線で撮影することを言います。つまり、景色や足元、手元だけが見えているアングルのことで視聴者がまるで「擬似体験」をしているような印象を与えることができます。

②自撮り

自分の顔が写るようにスマホのインカメラを使って撮影したり、カメラを固定して自分の姿を撮影する方法です。コスメやスキンケア用品などの紹介におすすめです。

インカメラの位置はスマホの上部についていることが多いです。自撮りの場合には画面に映っている自分のことを見ながら撮影しがちですが、そうすると実際の視聴者さんは視点が合っていない様に感じて説得力がない様に感じてしまいます。

インカメラで撮影する際には画面ではなく、カメラのレンズを見る様にしましょう。

③定点撮影

スタンドを使って固定させて他人から撮ってもらっている様に撮影する方法です。場所やアングルを変えて何回も撮影します。

また、飽きないように「引き」の動画素材と「寄り」の動画素材を撮影しておくと後々便利です。

基本的に撮影をしたら必ず確認して、台本や絵コンテ通りの欲しい動画素材となっているか確認をして何度も撮り直していきます。

速度を変えたい場合は編集時に行うこともできますが、画質が悪くなることもあるので撮影時に変更して撮影する方が綺麗です。

また、編集を楽にするには撮影の時点で色味の調節をしておくことも時短テクニックとしておすすめです。

本項のポイントを実践していただくと撮影がグッと上手に、編集が楽になりますよ。そしていよいよ編集です!

編集の流れ

★最初の5秒に全力を入れよう!

動画、特に短尺の商品紹介の動画はInstagramでは30秒〜45秒程度がいいとされています。

特に大切なのは、その後に視聴し続けるかどうかを決める動画の冒頭部分。動画のハイライトといってもいいこの場所には全力を注ぎましょう。この5秒程度に動画を最後までみる価値をいかに伝えられるかが大切になってきます。

動画のタイトルなどをテロップでつけて動画の内容を簡潔に伝えることも効果があります。

撮影が終わったら撮影した素材を組み合わせて、編集の作業に入ります。使用する編集ツールによってや、作りたい動画の方向性によっても異なりますが、基本的に以下の流れで編集を行います。

①動画素材を読み込み、台本順に並べ変える

アプリの中に必要な動画素材をインポートして、台本の順に並び替えていきます。

②カラー変更、カット編集

素材を並べただけでは動画は長く、単調になってしまうので全体で30〜45秒程度を目安にしていらない部分をカットしたり速度を変更していきます。音を入れた場合は音の波形を見ながら自然に聞こえるようにカットして繋げていきます。

また、色の変更や調整も魅せ方によって変更していきます。

③その他の編集

ここまですると大部分は固まってきているのであとは、画面の切り替わりや速度の調整などに微調整をかけていきます。

④テロップを入れる

テロップは編集の良し悪しを決める一つの要素とも言われているものです。動画素材だけだと商品の名前や色味など伝えにくい部分もあったり、どんなに良い説明もセリフ音声のみだと、ミュートにしている場合は伝わらないことがあります。

そんな時に使いたいのがテロップです。ここで伝えたいことがあるあまりにたくさん文字を入れがちですが、人が2秒で読める文字は7文字までと言われています。

スマホで短尺の中でたくさんのメッセージを伝えることは難しいので、テキストは簡潔に要点だけにまとめましょう。

⑤BGM・効果音

音楽で動画の雰囲気がガラッと変わるので、自分の作りたいイメージに合わせて選ぶようにしましょう。あくまで盛り上げ役になるので音楽や効果音はうっすら入れるようにして主役になるほど大きく入れない方がおすすめです。

最後まで見てもらうための3つの心得

①テロップの活用

ポイントになるのが見やすさです。背景との色味の変化をつけたり、線を太くしたり、背景色をつけたり見やすくする工夫をしたほうが見られる傾向にあります。

表示させるタイミングも大切で、文字が被ったり、画像とズレてしまうと見ている側のストレスになり、離脱につながることもあるのでこの辺りも確認しておきましょう。

②テンポの良さ

同じシーンや画面が何秒も続いてしまうと視聴者は飽きて離脱してしまいます。シーンの移り変わりは2秒程度にして飽きないようにテンポよくシーンの切り替えができるように編集をして動画素材を切り替えていきましょう。

ストーリー性を持たせながらもパッパッと画面転換が行われて、サクサクと見られるような展開を目指して編集していきます。

また、テンポも同じだと飽きてしまうので、速度を速くしたり遅くすることでコントラストをつけたり、音楽に速度を合わせることも効果があります。

③トランジション

場面と場面の切り替えに使われるのが「移行」を意味するトランジションです。何も編集をしないと前後の画面がそのまま繋がりますが、トランジションを使うことで画面の転換をより強調してくれます。大きな転換のタイミングや引きから寄りに変わる時などに使います。

おわりに

いかがでしたか?3回に分けてご紹介してきた動画の作り方も今回が最後です。このシリーズで動画に挑戦しようと思ってくださる方がいらっしゃればとても嬉しいです!

動画はたくさん作ることで初めて上手くなります。100本程度作ると自分らしいものがわかるようになると言われているので、ぜひ色々な方法を試して自分らしい動画の作り方を確立していってくださいね。

この記事を書いた公式ライター

南 はるな(COLORFULLY CONTEST 2022 グランプリ)
ブランディングコンサルタント/世界観スタイリスト
看護師の傍ら、副業として物撮りカメラマンの活動を開始。ポートレート写真の需要も増え、勉強のためCOLORFULLYへ登録。
ブランディングの資格、スマホ写真、スタイリング写真の資格を持ち現在はコンサルタントとして活動。
※ユーザーページはログイン後アクセス可能です

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