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私らしさを発信し続けた結果、お菓子業界のプロデューサーになれた。
Parallel Style

~これが私の働き方~

私らしさを発信し続けた結果、お菓子業界のプロデューサーになれた。

取材・文 / 呉谷春奈 撮影 / 下田奈奈

元々OLとしてバリバリ働いていた彼女が、ある日アイシングクッキー講師という異色な職業に挑戦。SNSやYouTubeを上手に活用し、自身で作ったアイシングクッキーやモデル活動の写真などが拡散して話題となり、一躍有名に。今ではアイシングクッキー講師、インスタグラマー、YouTuberとしても活躍する和光幸希(ハンドルネーム:サキ吉)さんの素顔に迫りました。

経営コンサルタントを辞めて、好きなこと、夢中になれる仕事を探した。

なぜアイシングクッキー講師になろうと思われたのですか?

大学卒業後、企業に就職し、コンサルティング営業の担当をしていました。でも、この先自分がどうなっていきたいかという目標がなく、夢中になれること、好きなことを仕事にしたいと思い、1年半で退職しました。その時、普段の生活を改めて見直してみて、1番好きだったのがお料理とお菓子作りでした。特にデコレーション菓子が得意だったので、一般の方が簡単に作れてしまうもの以外で、自分が勝負できる分野は何か考えたんです。調べてみると、お菓子の分野で難しいと言われているのは、アイシングクッキーとマカロンでした。個人で販売することを念頭に置くと、マカロンは発送するときの温度管理や崩れやすさ、日持ちの悪さが懸念点だったので、アイシングクッキーに決めました。

アイシングクッキーとは、粉砂糖に卵白を加えて練ったもの(アイシング)をカラフルに着色して絵やメッセージを入れてデコレーションしたものです。当時、アイシングクッキーにはインフルエンサー的な影響力のある講師が少なかったので、これはチャンスだと思い学校に通って資格を取ることにしました。アルバイトをしながら1年半学校に通い、無事卒業試験に受かることができました!資格を取ってからは、1日に6時間くらい練習していましたね。アイシングクッキーって見た目は可愛いのに、作る側は精神力も体力も必要な職人仕事なんです。(笑)でも、好きなことだからこそ失敗すると悔しくて、上手になりたくて、練習に没頭する毎日でした。練習期間を終え、アイシングクッキー講師として教室を始めたのは、半年ほど経ってからですね。

仕事のやりがいや嬉しかったこと、逆に大変だったことはありますか?

誕生日や記念日のケーキに乗せて使いたいとオーダーをいただいたくことが多いのですが、喜びのメッセージと一緒に、実際にケーキに乗せた写真を送ってくださるお客様もいて、とても嬉しいですしやりがいを感じます。
大変なのは、似顔絵やキャラクターなど、細かい作業のクッキーは、中々思い通りにならないことですね。似顔絵の場合は、送られてきた写真1枚だけを見て作るので、「これで似ているのかな?」と不安になることもあります。また、アイシングクッキーは湿気に弱いので、乾燥させながら作るんですけど、いざ出来上がったものを見てみると滲んでしまっていることも多々あって。出荷当日に作り直すこともあります。それはもう泣きたくなるくらい辛いですね(笑)。最近はドライフルーツなどを作るフードドライヤーを使って必死に乾かしています。

アイシングクッキーが売れたのは、サロモの写真を投稿したことがきっかけ。

モデル活動もされているそうですが、相乗効果を感じることはありますか?

実は資格を取ってから講師を始めるまでの期間、美容室のサロンモデルをお手伝いをさせていただく機会がありました。そのときに撮影した写真をInstagramにアップしてみると、それまでは300〜400人ほどだったフォロワーが一気に1000人を超えました。DMでサロンモデルの依頼が増え、一時期は週5か6で活動していました(笑)。また、サロンモデルの依頼だけでなく、アパレルや化粧品などの商品モデルの依頼が来るようになり、徐々に仕事に繋がっていって、最近ではギャル雑誌の「小悪魔ageha」にサキ吉特集を組んでいただけるまでになりました。ありがたかったのは、こうしたモデル活動が広がっていくと同時に、アイシングクッキーも売れるようになったことです。以前は1ヶ月に1、2件だったオーダーが、今では新規のオーダーをストップさせていただくほど忙しくなりました。

インスタグラマーとして、投稿するときのこだわりはありますか?

よく世界観を大切にしている方いるじゃないですか。インスタ映えするものしか載せないとか。でも私の場合はブログ感覚で自分がいいなと思ったものや、ラーメンやカレーも1枚で載せることがあります。工夫ではないですけど、「サキ吉」としてのありのままを魅せたいんですよね。その方が信頼してもらえる。インフルエンサー案件もあるのですが、ファンの方々は、「サキ吉は本当にいいと思ったものしかPRしない」と理解してくださっているので、自由に発信させていただいています。ファンの方々には恵まれているなと実感しています。

様々な職業をかけ持ちされている和光さんですが、どのような割合ですか?

本当はアイシングクッキー講師に重点を置きたいのですが、今の頑張り度を10割で表すと、YouTube5:アイシングクッキー2:Instagram2:モデル1になります。どうしてYouTubeに力を入れているかと言うと、自分の知名度をもっと上げて、いろんな方にファンになってもらいたいからです。どこかの商品やブランドのプロデュースをしたときに「あの人誰?」ってなるよりも、名前を知られていた方が影響力も拡散力もあります。だから、もっといろんな人に興味を持ってもらえるように、YouTubeでは動画の内容を工夫しています。料理や美容ネタももちろん載せるのですが、それだと男性の方に見てもらえる機会が少ないので、検証実験動画のような、自ら体を張るネタ動画など、幅広いジャンルを載せるようにしています。
Instagram(@sakikichi1201)のフォロワーはおかげさまで8万人を超えましたが、YouTubeは気軽にフォローしてもらえるInstagramとは少し違い、その人が発信している内容や人柄など、本当にファンにならないと中々数字には現れにくいんです。本気でYouTuberをめざしだしたのは去年の10月頃からですが、現在チャンネル登録者数(サキ吉ちゃんねる)は5万人を突破しようとしています。

アイシングクッキーだけではなく、プロデュースする側としても幅広く活躍したい。

これからの目標がありましたら教えてください。

新規のオーダーをストップさせていただいているように、アイシングクッキーを一人で作って販売するにはやはり限界があるなと感じています。そんなとき、恵比寿の人気ソフトクリーム屋さんから、直接プロデュースをしてほしいとの依頼があったんです。そこではバレンタイン限定「サキ吉コラボ」として私が考えたアイシングクッキーをアイスと一緒に提供させていただきました。他にも、原宿の有名な綿菓子+フローズンポップコーン屋さんでは、カラフルなフレーバーを提案したり、アイシングクッキー以外のことに携わったとき、お菓子講師として幅広くプロデュース活動ができればいいなと思ったんです。
今までお菓子作りが好きで様々なことに挑戦してきたからこそ、役立てることはたくさんあると思っています。カラフルな見た目のデコスイーツや、女性受けする商品、人気商品にするにはどうすればいいかなど、今までの経験を活かしながらプロデュースする側としても活躍していきたいです。

可愛らしい見た目とは裏腹に、人とは違う視点で常に探求し、ストイックに取り組む姿に、かっこ良さすら感じました。女性の多様な働き方が求められている今、彼女のように様々なツールを使って発信していくことで、自分の得意なこと好きなことを仕事にできる。これからますます有名になっていくであろう和光幸希さんの今後に目が離せないですね。

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