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パレットキャリアのすすめ

コンプレックスは魅力になる。プラスサイズモデルという生き方。

2018.08.13

ふくよかな体型のプラスサイズモデルとして活躍中のエブチュラム真理栄さん(ハンドルネーム:ドルちゃん)は、タイ出身のハーフ。10代の頃はギャルモデルとして活動。学業に専念するため休業したところ、なんと45kgから88kgまで体重が増加。その頃から実は、うつ病を患い以来10年間も悩まされることに。完治した今、プラスサイズモデルとして前向きに活躍している彼女に迫ります。

3度目の正直で、この夏「コーディネート丸ごと買い」のECサイトをオープン

現在のご職業を教えてください。

プラスサイズモデルやぽっちゃりタレントとして活動する他、キュレーションサイトのライターとしても活動しています。中でも特に力を入れているのは、ECサイトの開業、運営です。実は、今回ショップを出すのは3回目なのですが、1回目はメンズブランドを、2回目はファッション雑誌と同時にブランドを立ち上げたんですけどどちらも失敗してしまい、借金を抱えてしまいました・・・。なので今度は絶対成功させたいという思いが強いです。3年前から準備してきたものが、ようやく目に見える形になったことがとても嬉しいです。ECサイトの名前は「Fav&ME」で、コンセプトは「コーディネート丸ごと買い」になります。いわゆるマネキン買いです!サイズはS〜3Lまであり、ゆくゆくは5Lまで拡大していきたいです。料金パターンが3つあり、全身のコーディネートを5500円以下で購入できることが魅力です。ここまでコストを抑えられたのは、商品の買い付けからECサイトの制作、運営、写真の撮影、加工まですべて自分で行っているからです。もちろん大きいサイズのお洋服は私がモデルをしています。本日8月13日(月)にサイト「Fav&ME」(http://fav-me.com)がオープンしましたので、ぜひ使ってみてほしいです!


※ 靴はセット購入には含まれません

45kgのギャルモデルから88kgのプラスサイズモデルへの転身。
実はその間10年間、うつ病との闘いがあった。

モデルを始めたきっかけはなんだったのでしょう。

実は小学生になるタイミングで、母国タイから、父の地元北海道に移住したんです。当時は日本語を話すことも、理解することもできず、慣れない環境に毎日泣いていました。そんな中、たまたまコンビニに置いてある雑誌を見て、「日本語を話せなくても、モデルなら必要最低限のコミュニケーションで仕事ができるかも」と子供ながらに夢を抱きました。負けず嫌いだったので勉強したり本を読んだりするうちに、日本語も習得。中学生になるとオーディション雑誌を見て片っ端から履歴書を送り、無事東京の事務所に所属することができました。また、東京の高校に進学することができ上京したのですが、まさかのギャル高で(笑)。周りの影響からギャル雑誌「egg」を読み始め、ギャルモデルを目指すようになりました。事務所は正統派なモデルエージェンシーだったので、すぐ辞めて、編集部に直接インパクトのある写真を送ったんです。手ブラならぬ髪ブラで胸を隠し、ピースしている写真だったんですけど(笑)。その結果会っていただけることになり、トントン拍子に話が進みeggモデルになることができました。

そこからプラスサイズモデルに転身されたのはどういう経緯だったんですか?

高校3年生の頃、モデル業を一旦、学業に専念するため休業することにしました。卒業してからは、すぐ就職したのですが、気が付けば3〜4年で30kgくらい太ってしまったんです。そんな姿になってしまった自分への嫌悪感と社会に出て働き始めたストレスで、実はその頃からうつ病を患わってしまいました。モデルをしていたプライドもあったので、太ってしまった自分を受け入れることができませんでした。22、23歳の頃に自殺未遂をしたことがきっかけで通院し始めましたが、自分がうつ病だと認めたくなく、処方されたお薬も飲んでいませんでした。症状は悪化する一方で、発作を起こすとお母さんや当時婚約していた旦那をぽかぽか殴ったり、テーブルに頭をぶつけたりしていたんですよね。そんなある日、お母さんが泣いている姿を見て、「あぁ、このままじゃダメだ」と思い、自分がうつ病であることを認め、ようやく病気と向き合うことができたのです。そんな時に、妹が「la farfa(ラ・ファーファ)」という、ぽっちゃり女子のためのファッション誌が創刊されることを教えてくれました。「これだ」と思って応募したら見事に合格。半年後にはレギュラーモデルにも選ばれ、治療しながらプラスサイズモデルとして頑張っていこうと決意しました。

大変な経験をされてきたんですね。モデルのお仕事にやりがいを感じていますか?

10年という月日はかかりましたが、最近ようやく病気を完治することができました。不安でいっぱいでしたが、無事寛解することができ今ではこうしてプラスサイズモデルとして活動することができています。同じように苦しんでいる人たちの力に少しでもなりたく、この出来事をブログで公開したところ、さまざまな反響があり、私の存在が、今辛いと思っている人たちの希望になっていることが嬉しく使命のように感じました。彼女たちの存在が私自身ががんばる活力にもなっていて、心のつながりのようなものを感じているので、プラスサイズモデルをやっていて良かったなと心から思います。

夢はアジアNo.1のプラスサイズモデルになり「VOGUE」の表紙を飾ること。

さまざまな職業を両立するための秘訣はありますか?

心がけていることは3つあります。1つ目は運動すること。体型をキープするためでもありますが、運動することによって精神的なコントロールに繋がり、自分の心を整えることができます。2つ目は毎日ニュースをチェックし本を読むこと。教養をつけることで視野が広がり、何か解決するときの選択肢が増えるからです。忙しいときは電車の中で電子書籍を読むなど、工夫し時間を作っています。3つ目は自分が嫌なことはできるだけやらないこと。私は計算が苦手で、起業するにあたり会計は必要不可欠なんですが、コストがかかってでもその業務を委託しています。嫌いなものが周りにないと必然的に前向きになれ、幸せに満ち溢れるんです。決断に迷ったときも、どちらがハッピーになれるかを考え、決めるようにしています。これらはうつ病を経験したからこそ、前向きに生きるために身につけた習慣です。

これからの目標がありましたら教えてください。

2つありまして、1つ目は、アジアの中でNo.1のプラスサイズモデルになることです。成功のボーダーラインは、「VOGUE(ボーグ)」の表紙を飾ることと、NYで開催されているプラスサイズモデルのランウェイを歩くことです。2つ目は、お金をきちんと発生させる基盤を作るために、実業家として成功することです。両方がセットで成功することを目標に掲げています。

インタビュー中のエブチュラムさんは終始笑顔で、とてもパワフルな方でした。そんな彼女は、うつ病と闘っていた過去があり、プラス思考でいることの難しさを誰よりも感じているはず。それでも下を向くことなく、目標を掲げ、夢に向かって努力する姿は、周りに元気と勇気を与えてくれます。エブチュラムさんの今後の輝かしい未来に期待しています。

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週末モデル公式キャラクター。その実体は、いちご🍓のシュークリーム。モデルに憧れ、モデルを応援するブログ「週刊シュウモ」を開設。ほぼ週一での更新をめざしている。趣味は「スイーツめぐり」、好きな言葉は「あばたもえくぼ」、「だモ」が口ぐせ。