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vol.3 マイ・ホアイ・ジャン
Parallel Style

~これが私の働き方~

vol.3 マイ・ホアイ・ジャン 会社経営者 / 週末モデル

取材・文 / さっつん 撮影 / 平林昇

「意識」することで、全て変わる。
志は高く、女性としての人生を充実させたい。

ベトナム出身のマイ・ホアイ・ジャンさんはベトナム語・英語・中国語・日本語の4ヶ国語を話すグローバルな女性。2004年に日本に来て大分県で大学を卒業し、いくつかの仕事を経験した後、東京で事業を立ち上げた。グローバルな視点で会社を経営をするマイさんと、彼女のプライベートな部分に迫ってみた。

ずっと世界を夢見て。

国と国の接点になる仕事がしたい。

まずはマイさんの事業について教えていただけますか?

ベトナムの関連事業をいくつかやっていて、例えば、IT案件をベトナムでアウトソーシングしたり、ベトナムのマーケティング調査をしたり。その中でも特に力を入れている事業があって、シクロリムジンのサービス事業を個人と法人向けに行なっています。新しい文化を作るというのが私の使命でもあります。

事業を立ち上げた経緯や思いを教えていただけますか?

シクロは元々フランスで発明された乗り物でしたが、海を越えてベトナムにやってきて、今では観光用に使用されています。私は日本でシクロ文化を広めたいと思い、再び海を越えて日本に持ってきました。この事業が、文化同士の接点、人と人との接点、それから現代と歴史の接点になれたら嬉しいなと思います。なるべく色々な国の人をシクロのドライバーに採用するようにしているのもその一つ。日本に訪れた観光客に、いろいろな国の視点でサービスを提供することで、様々な国の接点となってほしいです。

言語も文化も違う環境で事業を立ち上げて、大変だったことは何ですか?

日本では新しいものなので、シクロのメンテナンスなどケアの部分は本当に大変でした。それから、新しい市場で新しいマーケットをつくるというのは様々な山があります。でも、焦らず一歩一歩やっています。私は日本だけでなく、世界を夢見ています。具体的には上海とかフランスとか、色々な国でシクロを活躍できるように広めていきたいと思っています。

世界を視野に入れたのはいつ頃なのでしょうか?

ベトナムにいた頃から世界と繋がる仕事がしたいと思っていました。それで外交官を目指して外務省の専門大学に行き、ずっと政治一本だったんですけど、グローバルって政治だけで叶えるものではないなって思って。むしろ色んな政治の壁があって人と人との関わりは親しく出来ない。そういう意味で経営や文化交流の方が、人と人がもっと深く関われると思ったんです。

マイさんの知り合いには本当に様々な国の方がいますが、どのようにグローバルな人脈を作っていったのでしょうか?

私は人の国籍を見ません。話す言語、国籍、肌の色、バックグラウンド、あなたはどんなパスポートですか?って概念を、全て取り払うんです。人と人って言語が違っても大体繋がるときは繋がるから。同じ国でも見た目が違う人だっているし、言語もあくまでコミュニケーションのツールで、伝わればそれでいい。それから人脈をつくるって最初から考えてなくて、新しい友達ができるのが嬉しくて、どんな国の方でもぜひお会いしたい、来てください!って。そうしたら自然と広がっていましたね。

意識することって大事。

モデル活動は今の私に一番必要なことだと思った。

週末モデルに応募したきっかけを教えてください。

実はベトナムにいた頃からMCとか結構やってたんです。テレビとか、ラジオレポーターとか、アナウンサーとか。日本に来て言語環境が違うので、続けられなかったんですよ。いつかまたやりたいって気持ちがずっと自分の中であって、そしたら旦那が週末モデルを見つけて、やってみたら?って。週末モデルだったら、自分の家庭とか仕事とかも両立しながら、自分の為にやりたい事も出来るなと思って応募しました。

自分のためにモデルの仕事をやりたいとは、どういう意味でしょう?

私はせっかく女性として生まれたので、欲張りといえば欲張りですけど、色んなことを達成したいです。年をとるまで女性として、ちゃんと磨いていきたいんですね。意識することで全て変わると思っていて、モデルって常に意識しないといけないじゃないですか。私に一番必要だと。見られることで手抜きせずに、自分をずっと長く磨いていけるし、今の事業も自分と一緒に成長していけたらなって。シクロは車体が綺麗なので、撮影にも使えるし、私が売れると自分の事業も売れる。是非セットで買ってくださいね(笑)

さすが、経営者ですね。マイさんはスタイルも抜群ですけど、プロポーションを保つ秘訣はなんですか?

意識、ですね。時間がないので、ジムやヨガを定期的にやることはできない。だからこそなるべく体に良いものを食べたり、エスカレーターより階段を登ったり、座ってる時も腹筋に力を入れています。それから、ヒールでまっすぐ姿勢を保つことで全身の筋肉を鍛えています。

在学中に知り合った旦那とはもう12年の仲。

彼の協力が私のモチベーションに繋がっている。

仕事とプライベートを両立していますが、どうやってワークライフバランスを保っていますか?

仕事を楽しむモチベーションは、自分の時間を取る事かな。仕事があって、子供の世話があって、本当に一人で色んな役割をやっていて、常に人と関わったりするし、すごい忙しいんですね。その中でも、絶対に自分の時間、化粧する時間でもいいし、ストレッチする時間でもいいし、音楽聴く時間でもいいし、本読む時間でもいいんですけど、必ず疲れたと思ったら、無理せずちょっと自分の時間を。それも結構周りに協力してもらってます。例えば旦那に、”今もう無理だから子供を外に連れて行って。私一時間本読みたい!”って。

自分が限界の時、素直にSOSを出せるのも、普段から旦那さんとのコミュニケーションがとれているからですよね。旦那さんと出会って何年目ですか?

旦那は上海出身で大分県の大学在学中に出会いました。卒業後、就職を機に一緒に上京し、そのまま国際結婚。ケンカしながらも12年共に歩いてきた”老夫婦”です。

働く女性にとって結婚と出産ってその後のキャリアに大きく影響しますよね。ベトナムと日本で、結婚や出産の違いなどを感じたことはありますか?

ベトナム人は日本人より結婚出産が早いと思う。私の周りも大体私と同じタイミングで、20代半ばで第一子を出産した友達が結構います。人生の中に、仕事とプライベートと子育て全部を同時に両立しないといけない期間が長く存在する。日本の女性はまだそのころ独身の人が多かったりしますね。それから日本人女性は結婚や出産を機に退社する方もいますが、ベトナム人にはその概念がなく、ちょうど先日に調査したところなんですけど、ベトナム人女性の90%ぐらいは労働に参加していることがわかりました。おそらく仕事の環境もベトナムと日本では大きく違って、ベトナムは良い意味でルーズというか、柔軟です。ちょっと今日遅くなりますとか、早めに帰りますというのが理解してもらえるので、続けやすい環境がベトナムにはある。国としての出産制度も充実しています。日本人はみんな真剣に仕事をしているから、その分子育てしている女性はキツくなってると思うんですね。上海出身の旦那も、妻が働いていて自分の子供の面倒を見るのは当たり前っていう感じで、すごい協力的です。

確かに日本は業務態度に厳しいですね。ベトナムに比べて融通の利きづらい環境で仕事と子育てを両立させるのは大変ですか?

私もまだまだ頑張らないといけない状況で、今ほとんど休日がないんですね。週末はほとんど子供の習い事に付き合ったりで、自分の時間が取りづらくなったりするので、そういう時こそ旦那に助けてもらっています。旦那の協力がないと、やっぱり仕事との両立は難しいところがありますね。

最後に、週末モデルのような女性の働き方をどう思いますか?

是非、みなさんにおすすめしたいです。副業をしている人は志を持っている人だと思うんですね。与えられる仕事以外にも、自分が何をやりたいかが明確で、そのために必要なことを実行に移しているわけですから。
せっかく女性として生まれているのだし、専業モデルになっちゃうと、その分色々大変な事が重なると思うけれども、週末モデルぐらいだったら、自分も楽しみながら、他の事も両立していけるので、人生としては充実していけるかなと思うんですね。年齢とか職業とか気にせず。是非、挑戦してほしいです。

くりっとした黒目がちな目が印象的で、可愛らしい顔立ちのマイさん。しかし、抜群のスタイルで、ピンヒールを履きながらも背筋がすっと伸び、女性としての品格を兼ね備えている。
そんなマイさんが、女性としての人生を歩む上でマイさんが一番大事にしているのは「意識」だった。
志高く常にチャレンジし続ける、グローバルなモデル、マイ・ホアイ・ジャンさんに今後も注目したい。

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週末モデルには、OL、看護師、カフェ店員など様々な職種の女性が所属しています。
皆さん本業もモデルの仕事もどちらも大切に、働くことを生きがいにしています。
週末モデルではそんな女性を全面的に支援しています。

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